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サッカーバカの勝手にフットボール解説

バカが付くほどのサッカー好きの管理人が、世界のサッカー情報を配信し時には評論家になりきり試合の総評をします。

   
カテゴリー「セリエA」の記事一覧

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コパイタリア ACミラン×ユベントス

サンシーロで実現したセミファイナルのミラン×ユベントスのビックマッチ
 
ユベントスはリーグ戦とコパイタリアの2冠を狙いに
 
ACミランはリーグ戦、コパイタリア、チャンピオンズリーグの3冠を狙いに
 
それぞれの思惑があるビックマッチです。
 
 
ユベントスはリーグ戦を主に考えているのでしょうか先発メンバーが明らかに違います。
 
マトリ、シュバインシュタイガー、ペペ、ブッフォンと言った主力は控えまたはベンチにも入ってません。
 
その代わりデルピエロ、カセレスといった選手が先発です。
 
 
試合は前半は攻守の切り替えが激しく両チームとも決定機を決められずに終了。
 
 
 
後半は先に先制したのはユベントス。
 
ピルロが縦パスを出した時は数位的優位でもないし、動き自体も得点につながるとは思っていませんでしたが、カセレスがきっちりとつめて先制。

 
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ミランはリーグ戦と先発メンバーがあまり変わらないので疲労の色が隠せないのと、イブラ頼みになっているのが最近の不調の原因でしょう。
 
ミランはその後、ファンボメルからのクロスにエル。シャーラウィーがあわせて同点。
 
 
息を吹き返したミランはユベントスゴールに襲い掛かるがやはり今シーズンの両チームを物語っているかのようにユベントスに好きにさせてもらえません。
 
 
ホームのミランは負けられないしアウェーのユーべはかってセカンドレグに持ち込みたいところです。
 
試合を決めたのはまたもやカセレスでした。
 
カセレスのドッピエッタによってユーべの勝利でファーストレグは終了。
 
 
ミランはこの後チャンピオンズリーグでアーセナルとの戦いがあり、リーグ戦でもウディネーゼとの上位対決が控えておりこの先の試合を乗り越えるのに心配な事が多いですね。
 
 
一方、ユベントスは今シーズン公式戦負けなしの記録をさらに伸ばして2冠に向けて好調を維持できているので、これからがまだまだ楽しみです。
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セリエAの一つの時代が終わる時

今日はビックリしたニュースが入ってきたので仕事中にもかかわらずブログを書いてます。

書いてますと言うより書かずにはいられないニュースだったんです。


ACミランのフィリッポ・インザーギが今シーズンで退団を示唆。

インザーギとと言えばACミランのストライカーとして11年君臨してきた選手です。

ミランには現在ズラタン・イブラヒモビットと言うストライカーがいます。

その前はロナウジーニョがいました。

さらに前になるとシェフチェンコがいました。

ではインザーギはいつからと言うと、シェフチェンコよりも前の01-02シーズンに宿敵ユベントスから移籍してきました。

移籍後はアンチェロッティーのもと持っていた才能を開花させ、チャンピオンズリーグの優勝、セリエA2連覇と数々のタイトルを獲得するとともにACミランにインザーギありと言われた選手です。


そんな選手に移籍の話が出始めたのは今に始まったことはありません。

現在38歳のインザーギはサッカー選手としてはとっくにピークを過ぎているので移籍話は何年も前からありました。

なのになぜ?世界的にみてもビッククラブにいつづけることができたのか?

普通、ビッククラブは常勝軍団でなければならないので選手の出入りが激しくチーム内での競争も厳しいのが現実です。

そんなチームの中でピークを過ぎたインザーギがなぜいままでいれたのか。

それはACミランの象徴的な選手だったからです。

ビッククラブには象徴となる選手がいるものです。

イングランドのリバプールであればスティーブン・ジェラード、チェルシーであればフランク・ランパード、ユベントスのアレサンドロ・デルピエロ、ローマのフランチェスコ・トッティーといった選手たちです。

こういった選手はサポーターを心から愛し、サポーターも選手を心から愛しています。

なので不甲斐ないプレーをするとこれでもか!と言うほどのブーイングをします。

これもサポーターに愛されている証拠なのです。

なので「インザーギが退団を示唆」のニュースを見たときは寂しく思いました。

すでにユベントスのデルピエロは今シーズン限りでの退団を明言しています。

そこにインザーギがACミラン退団を示唆したとなると、気になるのはこの二人と同世代でセリエAには欠かせない選手、ローマのトッティーはどうする?と思うわけです。

デルピエロは今シーズン後のチームはまだ未定です。

インザーギもまだわからないと言っています。

セリエAの象徴といってもいい選手で日韓ワールドカップやトヨタカップ(現クラブワールドカップ)で来日し、日本のサッカーファンを魅了した選手がイタリアのビッククラブから退団すとなると、セリエAの一つの時代が終わると思うのは私だけでしょうか?

マトリのドッピエッタ

第20節 ユベントス × ウディネーゼ
 
首位のユベントス対3位のウディネーゼの上位直接対決
ユベントスとウディネーゼの勝ち点差は3点
この試合しだいでは首位に躍り出ることが出来るためウディネーゼは負けられない試合です。
 
一方ユベントスは首位から3位までの勝ち点差が3点なのでこの試合に勝って勝ち点差を広げておきたい試合です。
ちなみにこの試合に勝つか引き分けるかで無敗記録が20に伸びる試合でもあります。
 
トリノは雨?いや雪ですね。寒いのにやっぱり半袖の選手がいます。
あれ?ユーべがホームだけどユニフォームはセカンドのピンクでウディネーゼが白黒のストライプなのでちょっと間違えちゃいそうです。
 
ユベントススタジアムは凄いです!
ピッチの下にはヒーティングシステムがあるので雪は積もらない設備になっているようです。
まさにサッカーのために作られたスタジアムなんですね。
 
お互い決め手を欠いたまま前半の序盤は過ぎていきます。
さすがに上位対決ですね。試合の展開が速いです。中盤でボールを奪うと一気にゴール前にボールを運ばれます。
中盤でのルーズボールの競り合いはお互い厳しいあたりで、ここで取られたらピンチになる と誰もが思っているんでしょうね。
 
さらに両チーム共にゴールキーパーが当たっています。
ユベントスは世界屈指のゴールキーパーのブッフォン
ウディネーゼはセリエA最優秀ゴールキーパーのハンダノヴィッチ
キーパー対決も楽しみです。
 
 
雪の中の試合なので一歩の差が得点に絡みそうです。
雪で芝が濡れてボールがすべるんですね。ただボールが滑るだけなら雨の中の試合と変わらないんだろうけど雪だと何か違うのかな?
 
ここぞ!って時に出足が一歩遅いような気がします。
寒くて瞬発力が落ちているのもあるだろうけどそれだけじゃないんだろうな。
現にリヒトシュタイナーが一歩遅れてゴールを外す場面もありました。
 
前半41分 マトリ先制ゴール
クアリアレッタのヘディングをハンダノヴィッチが弾いたボールを押し込んでの先制ゴール
フォワードとして常にこぼれだまを狙う鉄則を守っているからできたゴールですね。
 
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ドッピエッタを決めたユーべのマトリ


後半55分 フローロ・フローレスが落ち着いて名手ブッフォンの指先を掠めて同点ゴール。
3対2の状態を作り出した状態でこの勝負は決まっていたかもしれませんね。
 
このゴールでウディネーゼは息を吹き返し返しましたね。
ボールがスムーズにつながるようになりましたね。
 
62分マトリのドッピエッタ
ゴールを背にして受けたボールだけど上手く振り向いて逆方向に左足を振りぬいてのゴール。
 
その後は選手交代を含めて大きな動きはなく2-1でユーべ勝利で試合終了。
 
これでユベントスは開幕以来負けなしを20に伸ばしました。
 
これからCLやELが再開されると上位陣は厳しい日程を戦う事になるけどユベントスはリーグ戦に集中できるのでやはり優勝戦線はユベントスが優位なのは変わらないかな。
 
それとユベントスに黒星を付けるのはどのチームかも今後の楽しみですね。
 
 
 
 
 

ユベントス チーム新記録になるか?

第18節 ユベントス × カリアリ ユベントススタジアム

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セリエA唯一のチーム所有のユベントススタジアム
 

開幕以来負けなしのユベントス。
この試合で負けなければチーム新記録の18試合連続無敗記録を樹立
さらに前日ACミランがミラノダービーでインテルに黒星を付けられたので単独首位に立つチャンスです。
 
対するカリアリは現在10位
前節ジェノアの3-0で勝ち、再び調子を上げてきているのでこの試合はアウェイで難しい試合ですが勝ち点1でももって帰りたいところです。
 
トリノの気温は7℃
寒いですね。
普通ならコートを着てマフラーを巻いて歩く気候ですが、試合をしている選手たちは半そでを着ているのが半分以上。
体感温度がちがうのかな?
 
前半6分ブチニッチが決めて先制。
リヒトシュタイナーから4本ダイレクトパスが続いて綺麗にディフェンスを崩して先制です。
最初のチャンスで綺麗に決めることが出来てこの後の展開が楽になりますね。
 
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先制点を決めたブチニッチ

この先制点はリヒトシュタイナーから始まりましたが、その後のぺぺがヒールで後ろにボールを流したことによってカリアリの選手は逆をつかれてディフェンスがボールについてついて行けなくなった失点です。
 

ACミラン時代からそうですが、ピルロがボールを持つと相手のディフェンス陣は一瞬動きが止まります

これはピルロがボールを持つとどこにボールが出るかわからないので一瞬躊躇するんでしょう。

でもピルロはこの一瞬のスキを見逃さないですね。

ボールを受ける選手もピルロならここにボールをくれると信じて走り出すので、パサーとパスを受ける選手の信頼関係がこの一瞬のスキで決定的チャンスを作れるんです。
 
 

前半終了して1-0
ユベントスは早い時間に得点をしたせいか、ちょっと攻撃の迫力が物足りなかったですね。
 
一方カリアリは失点ごユベントスゴールに襲い掛かりはするものの、決定的チャンスを作れなった事で疲労がきになります。
 
この後、後半早い時間に同点に出来ないと、逆に2点目を失点しかねないかもしれません。
 


後半2分
カリアリ最初のチャンスで同点。
名手ブッフォンの右手を掠めてのゴールですね。
 
前半早い時間に失点をしてから同点を狙って走りまわったカリアリですからこの時間に同点にできたのは大きいです。
 
これから先は見る側にとっては面白くなりましたね。
 
66分ぺぺに変わってデルピエロ投入。
デルピエロは前線でボールをキープできるので、2列目からも前線からもボールを散らせる攻撃を仕掛けてくるでしょうね。
 
後半の後半になるとさすがにスタートから出ている選手達の運動量が落ちますね。
 
カリアリはここで踏ん張れば勝ち点1を持って帰れますがどうでしょうか。
 
ここからかなり攻め込ます。
 
ブチニッチ、ビダルと決定的チャンスがありながら物に出来ずに1-1で終了
 
カリアリにとっては価値ある勝ち点1
 
ユベントスにとっては単独首位とチーム新記録のいい事があるのですが、先制しながら追いつかれたので後味の悪いゲームになってしまいました。
 

第18節 ミラノダービー ACミラン × インテル

3連勝中のミラン 勝ち点37でユベントスと同点首位
5連勝中のインテル 勝ち点29で5位
 
ユベントスよりも先に試合をするミランは勝ってユベントスにプレッシャをかけたい試合
インテルはダービーに勝って優勝戦線に名乗りを上げたい試合です。
 
さらには長友がスタメンで試合にでます
 
伝統のミラノダービーに日本人が出るだけでワクワクしますね。

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パトと競り合う長友
 

前半は予想通りミランが仕掛けてインテルが守る展開です。
 
しかし先に決定的チャンスを向けたのはインテル。
 
前半4分にフリーキックからチャンスがありましたがオフサイドでノーゴール。
 
ミランもパトの決定的チャンスを決められずノーゴール。
 
両チーム共決定的チャンスがありながら決め切れなかったので後半は必ず試合が動くと思いますね。
 
 
 
後半54分ミリートの先制ゴール。前節からつずいて連続ゴール

アバーテのミスが致命傷でした。

あのボールは足でいったらだめですね。
膝の高さのボールは処理しにくい高さなので足ではなく、ミリートを背にしてボールを処理しないとこのような結果になってしまうんですね。

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先制ゴール、3試合連続ゴールのミリート
 

ミランはザンブロッタに変わってロビーニョ投入。
インテルはロビーニョのドリブルに気をつけないといけないですね。
ミランはロビーニョとパトを走らせてズラタンをフリーにさせる展開かな?
 
後半75分ミリートに変わってスナイデル。
スナイデルの復帰は今後のインテルには大きいですね。
でもこの時間に投入すると言うことはまだ完全に膝が治ってないんですね。
 
ミランはさらにセードルフを投入。
ミランはユベントスにプレッシャーをかけつつ勝ち点差を広げたいのでどうしても勝ちにいかなければなりません。
 
残り時間10分となったところからミランの怒涛の攻撃が始まりました。
あれだけの攻撃を防ぐのは正直至難の業です。
ジュリオセーザルを中心にディフェンス陣が体を張ってゴールを死守するとはこういうことをいうのでしょう。
 
やはり後半は試合が動きに動きまくりましたね。
ダービーでミランは首位を守りたい。
インテルは首位戦線に名乗りを上げたい。
 
お互いのプライドがまさにピッチ上で激突したいい試合でした。
 

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自己紹介:
小・中・高・大と弱小ながら体育会系のサッカー部に所属し、卒業後もサッカーをこよなく愛するサッカー小僧です。

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