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サッカーバカの勝手にフットボール解説

バカが付くほどのサッカー好きの管理人が、世界のサッカー情報を配信し時には評論家になりきり試合の総評をします。

   

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香川よどこに行く?

ドルトムントの香川が絶好調です。

今季開幕時はアジアカップでの怪我を引きずったのと、メンバーが若干変わったことによりうまく機能しないことがありましたが、気が付けば首位独走中です。

ドルトムントは21戦連勝中のなか、ケルン相手に6-1の大勝。
香川はと言うとこの試合で2得点を挙げて今季7度目のベストイレブンに選出


さらにヨーロッパ主要リーグで日本最多得点の11点目を挙げるなど今ドイツで最も注目されている選手の一人です。

来季香川はどこに行くのか?

結構この話題で持ちきりの感もあります。

有力なのはイングランドプレミアリーグのアーセナルとマンチェスター・ユナイテッド

どちらも世界的ビッククラブなので移籍が現実となればさらに注目されることでしょう。

でも気になる事が・・・

それは外国人枠

イングランド、イタリア、スペインなどはユーロ圏内の選手は自国の選手と同じとして外国人枠には入りませんが、香川は日本時ですから当然外国人枠に入ります。

そうなると移籍はできたものの外国人枠の関係で試合に出れないなんて事があるかもしれません。

特にビッククラブともなれば所属してるのは各国の代表クラスの選手ばかりですからポジション争いも熾烈です。

ポジション争いに勝ったとしても、香川のポジションよりほかのポジションを優先してメンバーを組んだ場合、試合に出れないことがあるかもしれません。

前にも書きましたが海外移籍はサッカープレイヤーなら夢なのでオファーがくれば前向きに考えるでしょう。

でも移籍を現実的に考えると外国人枠と言う壁が大きくたっているのです。

この外国人枠を実力で超えない限り試合はおろかベンチ入りすら出来ないリスクを伴います。

今季終了後はユーロがあるのでオフシーズンの移籍市場はユーロ終了後になるでしょうが、その時香川はどんな決断をするのかが楽しみです。

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更なる飛躍を目指す香川

ドルトムントに香川に更なる飛躍を目指すにはもってこいのオファーが届きました。

2チームあり両方ともプレミアリーグのビッククラブです。

一つはマンチェスター・ユナイテッド

もう一つはアーセナル

両チームともに攻撃型のフォメーションなので香川にはあっていると思います。


この2チームが正式にオファーを出したと言われていますが、他にもACミランが調査を継続しており、今シーズ後に香川はドイツを離れるかもしれませんね。

もし、今シーズン後に移籍を選択すれば香川にとって大きな飛躍ななるとともに大きな賭けでもあります。

いい選手はビッククラブが常に目を光らせて狙っており、そのビッククラブからオファーがくれば誰もが嬉しいでしょう。

しかし、移籍を選択すれば今までの生活環境、チーム環境がかわり必ずしも成功するとは限りません。

2014年にワールドカップを控え、今乗りに乗っている香川はチャレンジを求めて移籍するかもしれません。

その移籍が今後の香川にとっていい移籍であることを願います。

ディフェンス陣の崩壊

今週の火曜、水曜でチャンピオンズリーグ1回戦セカンドレグが終了しベスト8が出そろいました。

ベスト8の顔ぶれは常連チームに加え、新顔のチームもあります。

ここまで勝ち進んできたチームですから実力があるのは当然ですが、ここからが正念場ですね。

さて、今回のタイトルになっている「ディフェンス陣の崩壊」ですが、決勝トーナメント1回戦セカンドレグでは大差で敗退したチームが2チームあります。

一つはバルセロナと戦ったレバークーゼン。

もう一チームはバイエルンと戦ったバーゼル。

レバークーゼンはドイツのチームで、バーゼルはスイスのチームです。

バーゼルにはかつて鹿島アントラーズの中田選手が所属していたチームです。


この2チームは1試合で7点も取られて敗退をしました。

1点差やドローの多いサッカーの試合で7点差で負けるのはめったにないことなので、負けたチームの選手の失望感は相当のものだと思います。


では、この2チームがどうして負けてしまったのか?

ターニングポイントとなるのは先取点です。

バルセロナにはバロンドールを3回連続で受賞したメッシをはじめ、セスク、イニエスタ、シャビと言ったテクニシャンが中盤にそろっています。

一方、バイエルンは高速ドリブルを最大の武器にするロッペンとリベリがいます。

両チームとも他の選手のレベルも高いですが、ここに名前の挙げた選手が起点となって攻撃がスタートしたり加速していきます。


そうなると相手チームはどうやって起点となる選手を抑えるか、封じ込めるかがカギになってきます。

レバークーゼンは前半20分過ぎまではメッシを抑えてあまり自由に仕事をさせませんでした。

その変わり他の選手がある程度自由に動けているのでピンチもたびたびありましたが、いい流れで20分過ぎまでは試合ができていたと思います。

しかし。20分過ぎにメッシに先取点を奪われてしまいます。



バーゼルはロッペンとリベリは両サイドを駆け上がるのサイド攻撃に注意しながら試合を進めたかったのでしょうが、早い時間に失点をしてしまいました。



こうなるとビハインドとなったチームはどうするか?

当然点を取りに行きます。

ここで今までの流れが変わってしまうんです。



レバークーゼンもバーゼルも試合前のミーティングで誰が誰をマークするのか?メッシがこの場面でボールを持ったら2人でマークにいくだとか決めごとがあったはずです。


しかし、先取点を奪われたことにより試合の主導権は相手が握ることになったので、今までのフォーメーションを崩してでも点を取りにいかなければならないんです。

これはある意味ギャンブル的な要素が含まれています。

今までのフォーメーションを崩して点を取りに行って同点に追いつければいいのですが、点を取れなかったときは前がかりになっている裏を取られてカウンターを食らってしまいます。

現にバーゼルもレバークーゼンも2点目はカウンターからの失点でした。



こうなると選手は一種のパニック状態です。

同点に追いつきたいけど点が取れない。

同点に追いつくどころかさらに失点をしてしまった。

こう思うと攻撃も中途半端になりフォーメーションは崩れ、マークはバラバラになります。

つまり、何をやってもうまくいかない。

どうやってこの状況を打開すればいいのかがわからなくなるんです。



この状況を打開する策は3つ

1つ目は点を取ること。
3点差だった試合が1点返しただけであっという間に同点になり逆転することだってあります。

いつだっか忘れましたが、チャンピオンズリーグ決勝のACミラン対リバプール戦で前半だけで3点差がつきACミランの優勝かと思っていた試合ですが、リバプールが1点返すと6分間のあいだに2点とり最後はPK戦までもつれ込みリバプールが逆転優勝したこともあります。


2つ目はハーフタイム
今までの流れを変えるに一度ゲームを切るのも一つの方法です。
サッカーは試合が始めれば監督はテクニカルエリアから大声で選手に指示を出すことしかできません。
なのでハーフタイムに落ち着いて選手に後半の作戦を伝え士気を高めることが出来るからです。


3つ目は選手交代
選手交代は試合の流れを変えるのに有効な手段です。
前半だけでも試合をすると相手の攻撃パターンがなんとなくわかるものです。(攻撃が読まれる)
なので攻撃のパターンを変えることによりゲームの流れを変えることが必要になります。

しかし選手交代のタイミングは非常に難しいです。
試合が硬直状態になり流れを変えたいと思うのものの、選手のコンディションや動きは悪くないのでここで選手交代をしていいものか?と小学生のチームを預かる私でも悩むほど選手交代のタイミングは難しいものです。


この有効な手段をレバークーゼンもバーゼルも試してきました。

しかし、一度流れに乗ったチームを止めることはできずにさらに失点を重ねついにはディフェンス陣の崩壊につながったのです。



レバークーゼンもバーゼルもチャンピオンズリーグでの戦いは終わりましたが、まだそれぞれの国のリーグ戦が残っています。

今週末、両チームがチャンピオンズリーグでの敗戦の結果を引きづってしまわなければいいと願うばかりです。

記録は破られるためにあるもの

バルセロナのメッシがまた大記録を打ち立てました。

1試合1人で5ゴール

サッカーの試合では3点取ってハットトリックを達成しただけでもすごいことなのに、1試合で5得点は大記録ですね。

しかもチャンピオンズリーグでやってのけるところがやはりスパースターなんですね。

対戦相手のレバークーゼンは決して弱いチームじゃないです。
チャンピオンズリーグはヨーロッパ各国のリーグ優勝チームや上位のチームが出場する大会ですから力の差はさほどないはずですが、どうしてここまでの差が出てしまうのかを考察してみましょう。

決勝トーナメント1回線ファーストレグはレバークーゼンのホームでの試合でしたが、結果は1-3でバルセロナの勝利。
この時点でレバークーゼンはセカンドレグでは3点以上でかつ1点差以上の点差をつけて勝たないとセミファイナルには進めない状況になりました。

チャンピオンズリーグの勝敗はホーム&アウェイの総得点差だけでなくアウェイゴールが勝敗のカギを握る試合
です。

そのためレバークーゼンはセカンドレグで3点以上かつ1点差以上の点差で勝たなくてはならないのです。


セカンドレグはバルセロナのホームスタジアムカンプノウで試合がありましたが、ここには魔物が住んでいるんでしょうね。

過去にはアーセナルがエミレーツでバルセロナ相手に2点差だったかな?そのくらいの点差で勝ってカンプノウに乗り込んだら、あっさりと4点差で負けて敗退と言う事実があります。

もしかしたらレバークーゼンの選手の脳裏にも「カンプノウの魔物」が住みついていたのかもしれません。

試合は大方の予想通りバルセロナのペースで試合が進み前半20分くらいまでは良かったのですが、先取点をメッシに決められてセミファイナル進出は絶望的になりました。

しかしながらレバークーゼンにもドイツ代表として出場している意地があります。
ただで負けるわけにはいかずバルセロナに食い下がりますが、2点目もメッシに決められます。
この2点目がレバークーゼンの大敗の引き金を引いたといてもいいでしょう。

2点目は中盤から出た縦パスにメッシが反応してボックス内で1対2の状況でメッシは不利な状況でした。
ここでメッシは味方の上がりをボールをキープしながら待ちますが、レバークーゼンの選手も戻ってきます。
この時、レバークーゼンの選手が4人メッシだけに反応してスペースをつぶしにかかりますが、これをメッシはチャンスと読んだんです。
ボールをキープしたまま、利き足である左に流れて一瞬だけ見えたシュートコースに左足を振りぬくとボールはゴールポストからボール1個分くらい内側に決まりました。

あの状況で決められたレバークーゼンの選手はこの時点で集中の糸が切れたのでしょう。
試合を見ていた人はわかると思いますが、メッシの前にはディフェンスが4人いてシュートコースを消しながらサイドをケアしていました。
この状況を後ろで見ていたゴールキーパーもシュートよりもパスを警戒していたに違いないでしょう。
現にメッシの横にはセスクや他の選手が上がってきて次の攻撃に移れる状況です。

でもメッシはここであえて得意の利き足である左足を振りぬいてゴールを決めました。
私があの状況でディフェンダーだったらどうやって止めたらいいんだ?って悩みますね。

それほど2点目は大きな意味のある得点でした。

ここから先はバルセロナのワンサイドゲームです。
面白いようにパスがつながりゴールも奪います。

試合が終わって結果は7-1でバルセロナの圧勝です。

この試合でメッシは1試合5ゴールの新記録を打ち立て、チャンピオンズリーグ総得点でもインザーギとシェフチェンコをごぼう抜き、アンリの記録に並ぶのにあと1ゴールなので恐らく今シーズン中には抜くでしょう。

さらに、1シーズン中に2回ハットトリックをした選手がいないのでこれまた史上初。
さらにさらに得点王争いで単独トップにでたメッシは昨日の試合でトータル12点
この12点は昨シーズンの得点王であるメッシ自身が決めた得点数なので自身の記録も塗り替え、最多得点王のメッシ自身とルート・ファンニステルローイの持つ12点も今シーズン間違えなく塗り替えるだろう。

まさに記録づくしの試合であり、今シーズンでどこまで記録を伸ばすかが楽しみにもなってきました。

アルガルベカップに見るなでしこJAPANの評価

ポルトガルで行われていたオリンピック前哨戦ともいえるアルガルベカップがドイツの優勝で幕が下りました。

日本女子代表の結果は言うとご存知の通りドイツに破れて準優勝でした。

昨年のワールドカップで優勝し、追う立場から追われる立場になったチームになって初めての大会で準優勝は上出来だと評価できると思います。

人によってはスポーツは勝って当たり前、勝つ中で最高のパフォーマンスを見せることで評価の対象になるなんていう人もいますが(実はこれ私が学生時代の監督に言われた言葉です)勝つだけが評価対象ではないです。

ではなぜ今回の大会の結果が準優勝でも上出来の評価が出来るのかをお話しましょう。

その1 アルガルベカップは通過点でしかない。
 サッカーは大きく分けて国内リーグと国際試合の2種類があります。
 なでしこは当然、国際試合の部類に入るわけですが国際試合でも親善試合、○○大会などいくつかの試合があります。
 では、アルベルベカップはどのような位置づけの試合なのか?
 国によって違うでしょうが、日本にとっては先に書いたようにオリンピックの前哨戦的位置づけです。
 なでしこの最大の目標はオリンピックでの金メダルです。
 なので今大会は優勝できれば最高の結果だったなのでしょうが準優勝でも上出来な評価だと思います。


その2 オリンピックに向けての課題がわかった
 先シーズンまでのなでしこは「澤」を中心としたチーム作りをしていましたが、今シーズンからは「宮間」「澤」からキャプテンを受け継いで世代交代を始めました。
 と言ってもすぐに世代交代が出来るわけがなく、スタメンは昨シーズンからほぼ固定で勝ち進んできましたが準決勝でアクシデントが起きます。
 今までチームの中心的存在であった澤が体調不良でベンチにも入れない状況が起きます。
 そうなれば代わりの選手が入りフォーメーションも変わります。
 ここで課題が浮き彫りになりました。
 今まで中盤で攻守にわたり効いていた澤がいなくなったことで攻守の歯車が狂い始めます。
 澤がいないことで宮間をトップ下に置いたり、ボランチにしたり考えられるフォーメーションを試しました。
 結果的にどのフォーメーションがいいというのはまだないですが、今までスタメンで出場していた選手が抜けた時の穴をどうやって埋めるかが課題でしょう。


その3 若手の台頭
 その2とかぶる個ともありますが、スタメンを入れ替えるということは若手が台頭してこないと出来ないことなんですが、今大会で若手がいい働きをしました。
 これはこれから世代交代を進めていく上では必要不可欠な要素です。
 若手の台頭なくして世代交代はありえないので今後も素質のある若手をどんどん実践で試して欲しいものです。


オリンピック優勝を目標に掲げる日本にとって今の段階でこれだけの課題がわかったことだけでもいい大会だったといえるでしょう。

オリンピックまでなでしことして実践戦うのは何試合もないでしょうが課題は克服して優勝して欲しいものです。

 

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自己紹介:
小・中・高・大と弱小ながら体育会系のサッカー部に所属し、卒業後もサッカーをこよなく愛するサッカー小僧です。

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