第21節 チェルシー × サンダーランド
前節の結果
チェルシーはQPRに1-2の逆転勝ち
サンダーランドはウィガンに4-1の大勝
連勝で勝ち点を積み重ねたい両チームがスタンフォードブリッジで対戦。
大方の予想はチェルシーの一方的な展開でサンダーランドがカウンターを仕掛けるかと思っていましたが、サンダーランドもゴール前にボールを運んできちんとチャンスをつくり試合が進んでいました。
均衡が破れたのは前半13分、右からマタのクロスにトーレスのバイスクル気味のボレーがバーを叩いてこぼれたボールがランパードの足に当たってゴールと言うラッキーな形でチェルシーが先制。
先制点を決めて喜ぶランパード
ランパードは前節に続いての得点でその後のチェルシーは落ち着いてゲームをコントロールできると思いましたが、その後はディフェンスを崩してゴールを脅かすのは少なかったです。
後半に入り両チーム共決定的なチャンス何回か作りますが得点には結びつきませんでした。
特にサンダーランドのマクリーがオフサイドトラップを上手く外してゴール前でフリーの状態でボールをもらって振り返ってぼーるを流し込むだけのチャンスがありましたが、ダビドルイスが足を出して得点ならず。
さらにトーレスがドリブルで駆け上がりペナルティーエリア内で二人の間を抜けようとしたところ、足があたって取れるがPKならず。
そのすぐ後に今度はサンダーランドのベントナーが派なるティーエリア内でアシュリーコールに後ろから押されて倒されるがこちらもPKの判定はなし。
トーレスの転倒はプレイングアクシデントでPKは取れなくても、ベントナーが倒されたのはリプレイを見ても明らかなのでチェルシーは命拾いをしました。
後半28分 プレシーズンで膝を怪我して前半戦を棒に振ったエッシェンがついにプレミア復帰。
驚くことに交代するのはランパード
ランパードはこの試合で得点を挙げているが昨シーズンまでなら考えられない交代です。
ランパードと言えばチェルシーを象徴する選手ですから怪我でもしない限り今まで交代はありえなかったのですが、今シーズンはスタメンから外れることもあり、チェルシーの世代交代が徐々に進んでいるのではないかと思います。
その後両チームとも得点はなくチェルシーの勝利で試合終了となりましたが、試合全体を見てみるとサンダーランドのディフェンスは非常に良かったと思います。
ゴール前でチェルシーの決定的チャンスを止める場面がなんどもあったので、サンダーランドからすればアンラッキーとも言えるランパードのゴールがなければ勝ち点1を持って帰る事のできた試合です。
一方チェルシーは勝ち点3を取り優勝戦線に残ることは出来ましたが、試合の展開がいまいち上手くいかない試合でした。
今後、優勝戦線に踏みとどまるのは格下相手に今日のような試合をしていればいずれ勝ち点を引き離されてしまうでしょう。
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