今日、
アーセナルのアルシャビンが古巣のゼニトニ復帰のニュースが流れました。
ゼニトとの契約は今季終了までのローンと言われるレンタル移籍。
アルシャビンは2009年1月の移籍市場でゼニトから推定1500万ポンドでアーセナルに移籍。
移籍当時は体が小さく、童顔な顔つきで(今でも童顔ですが・・・)この選手大丈夫かな?と思ったりしましたが、
持ち前のテクニシャンぶりを存分に発揮してすぐにアーセナルにフィットしてスタメンを勝ち取りました。
その後はセスク(現バルサ)、ナスリ(現マンC)、ロシツキーと言ったアーセナルのテクニシャン達と中盤を支えてきましたが、今期はセスク、ナスリの移籍とベンゲルのチーム改革が重なり(改革せざるえなかった)出場機会が激減してました。
今回の移籍はユーロを見据えての移籍だと思います。
ロシアでは今でもトップ選手であることは間違えないです。
でもクラブチームでゲームに出場してないとゲーム感覚が鈍るんです。
怪我から復帰した選手がすぐチームにフィットしないのは怪我を無意識でかばうのもありますが、出場していない間に自然とチームのリズムやスピードができているんです。
そんなリズムができたチームに今までゲームに出ていない選手が出ると今ままでの流れがガラッと変わるのは良くあることです。
代表は常に同じ選手で練習をしているわけではありませんが、その国のトップレベルの選手が集まるチームです、数回フォーメーションを練習すればフィットしますがその根底にあるのがゲーム感です。
アルシャビンは出場機会を求めてゼニトに移籍しましたが、単にゲームに出たいだけでなく
ロシア代表としてユーロで最高のパフォーマンスで臨みたいというプロ意識が起こした移籍です。
ちなみにロシアの移籍市場はヨーロッパとは異なり2月24日が最終日。
まさに滑り込みで移籍を実現させました。