セリエAは22日の第1節(ストにより延期)が終わりウィンターブレイクに入りました。
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ここで注目すべきチームはユベントスです。
ユベントスはカルチョスキャンダル以降初のセリエB落ちを経験し、1年でセリエAに昇格するも主力選手が抜けてしまい過去2シーズン7位に低迷していました。
この間名門復活のためにラニエリやフェラーラ、デルネーリといった監督をを招聘しましたが名門復活にはいたりませんでした。
ラニエリ監督とデルネーリ監督
しかし、今期は力の入れ方が違います。
セリエAでは初のチーム所有のユベントススタジアムを建設しOBのコンテを監督に向かえ、ACミランからは契約満了になったピルロを早い段階から獲得の意思を表し名門復活に向けてシーズン前から準備を進めてきました。
選手獲得はピルロだけにとどまらず、マトリ、ペペ、モッタといった選手を完全移籍で獲得し攻撃陣にてこ入れを行いました。
その結果、前半戦を終了して得失点差で2位になっているもの無敗で前半戦を終える事に成功しました。
この前半戦首位で折り返しの原動力となったのはピルロが加入後すぐチームにフィットしたことが大きいです。
加入後すぐチームにフィットしたアンドレア・ピルロ
新加入の選手は新しいチームでフィットするには時間がかかるのが普通ですが、ピルロの場合ユベントス復活の切り札として加入したのもありピルロ中心のチーム作りをしてきたからでしょう。
その証拠に今期ユベントスの攻撃は必ずピルロを経由して攻撃が始まるのと、ピルロがACミランと同様のプレイスタイルで存在感を発揮しているからです。
来年の1月7日には後半戦が始まりますがユベントスはヨーロッパでの戦いがない分他のチームよりは有利にリーグ戦を戦えるメリットがあるので、後半戦もユベントスから目が離せません。
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