バルセロナのメッシがまた大記録を打ち立てました。
1試合1人で5ゴール
サッカーの試合では3点取ってハットトリックを達成しただけでもすごいことなのに、1試合で5得点は大記録ですね。
しかもチャンピオンズリーグでやってのけるところがやはりスパースターなんですね。
対戦相手のレバークーゼンは決して弱いチームじゃないです。
チャンピオンズリーグはヨーロッパ各国のリーグ優勝チームや上位のチームが出場する大会ですから力の差はさほどないはずですが、どうしてここまでの差が出てしまうのかを考察してみましょう。
決勝トーナメント1回線ファーストレグはレバークーゼンのホームでの試合でしたが、結果は1-3でバルセロナの勝利。
この時点でレバークーゼンはセカンドレグでは3点以上でかつ1点差以上の点差をつけて勝たないとセミファイナルには進めない状況になりました。
チャンピオンズリーグの勝敗はホーム&アウェイの総得点差だけでなくアウェイゴールが勝敗のカギを握る試合
です。
そのためレバークーゼンはセカンドレグで3点以上かつ1点差以上の点差で勝たなくてはならないのです。
セカンドレグはバルセロナのホームスタジアムカンプノウで試合がありましたが、ここには魔物が住んでいるんでしょうね。
過去にはアーセナルがエミレーツでバルセロナ相手に2点差だったかな?そのくらいの点差で勝ってカンプノウに乗り込んだら、あっさりと4点差で負けて敗退と言う事実があります。
もしかしたらレバークーゼンの選手の脳裏にも「カンプノウの魔物」が住みついていたのかもしれません。
試合は大方の予想通りバルセロナのペースで試合が進み前半20分くらいまでは良かったのですが、先取点をメッシに決められてセミファイナル進出は絶望的になりました。
しかしながらレバークーゼンにもドイツ代表として出場している意地があります。
ただで負けるわけにはいかずバルセロナに食い下がりますが、2点目もメッシに決められます。
この2点目がレバークーゼンの大敗の引き金を引いたといてもいいでしょう。
2点目は中盤から出た縦パスにメッシが反応してボックス内で1対2の状況でメッシは不利な状況でした。
ここでメッシは味方の上がりをボールをキープしながら待ちますが、レバークーゼンの選手も戻ってきます。
この時、レバークーゼンの選手が4人メッシだけに反応してスペースをつぶしにかかりますが、これをメッシはチャンスと読んだんです。
ボールをキープしたまま、利き足である左に流れて一瞬だけ見えたシュートコースに左足を振りぬくとボールはゴールポストからボール1個分くらい内側に決まりました。
あの状況で決められたレバークーゼンの選手はこの時点で集中の糸が切れたのでしょう。
試合を見ていた人はわかると思いますが、メッシの前にはディフェンスが4人いてシュートコースを消しながらサイドをケアしていました。
この状況を後ろで見ていたゴールキーパーもシュートよりもパスを警戒していたに違いないでしょう。
現にメッシの横にはセスクや他の選手が上がってきて次の攻撃に移れる状況です。
でもメッシはここであえて得意の利き足である左足を振りぬいてゴールを決めました。
私があの状況でディフェンダーだったらどうやって止めたらいいんだ?って悩みますね。
それほど2点目は大きな意味のある得点でした。
ここから先はバルセロナのワンサイドゲームです。
面白いようにパスがつながりゴールも奪います。
試合が終わって結果は7-1でバルセロナの圧勝です。
この試合でメッシは1試合5ゴールの新記録を打ち立て、チャンピオンズリーグ総得点でもインザーギとシェフチェンコをごぼう抜き、アンリの記録に並ぶのにあと1ゴールなので恐らく今シーズン中には抜くでしょう。
さらに、1シーズン中に2回ハットトリックをした選手がいないのでこれまた史上初。
さらにさらに得点王争いで単独トップにでたメッシは昨日の試合でトータル12点
この12点は昨シーズンの得点王であるメッシ自身が決めた得点数なので自身の記録も塗り替え、最多得点王のメッシ自身とルート・ファンニステルローイの持つ12点も今シーズン間違えなく塗り替えるだろう。
まさに記録づくしの試合であり、今シーズンでどこまで記録を伸ばすかが楽しみにもなってきました。
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