プレミアリーグはボクシングデーの試合が終わり、日本では大晦日とお正月の12月31日と1月1日の第19節が終わるとちょうどリーグ戦の折り返しです。
この記事を書いている今は19節の試合中なので18節までの結果から総括してみようと思います。
まず今年のプレミアを語るのに外せないのはアーセナルの大幅な戦力ダウンでしょう。
先期終了後まもなくクリシーのマンCへの移籍がありその後セスクがバルサへ
マンCに移籍したクリシー
さらにナスリまでもがマンCへ移籍してしまい大幅な戦力ダウンのまま開幕を迎えました。
マンCに移籍したナスリ
CL予選でウディネーゼに連勝するもののプレミアでは開幕こそニューカッスルに引き分けたものの、第2節ではリバプールに0-2で敗戦、第3節にいたってはマンUに8失点の大敗
それまで強気の発言をしていたヴェンゲルもさすがに補強を考え、8月31日の移籍市場最終日に駆け込み補強をしました。
この補強は後にさすがヴェンゲルと言わせる補強ですが、当時は詰め合わせ補強やとりあえず補強などどちらかと言えば批判的な言葉が多かったですね。
その後7節までは勝ちと負けを繰り返しまさかの10位以下と言う順位
いくら大幅な戦力ダウンがあったとは言え、今までのアーセナルからすれば考えられない順位です。
しかし、8節以降8月に補強した選手が機能し始めます。
その証明は16節のマンC戦まで負けなしの8連勝。
この8連勝の中にはチェルシーとの打ち合いを制して大量5得点で勝った試合も入っています。
8連勝の原動力となったファンペルシー
16節にマンCに1点差で敗れてから2連勝。
今日勝ってチェルシーとリバプールの結果しだいでは単独4位に浮上することになります。
ここまで書けば8月の補強を批判されていましたが、さすがヴェンゲルと言わざるをえないですね。
今後のアーセナルですがリーグ戦は残り20試合あるのでまだ巻き返しは可能ですが、負けることはできないので優勝を狙うには厳しい状況であることに変わりはありません。
さらには2月に再開するチャンピオンズリーグの決勝トーナメントでACミランと対戦する事を考えると怪我人をこれ以上出さずに勝ちつづけることが優勝への条件となるでしょう。
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