サッカーは11人対11人のスポーツですが、試合途中の怪我人や戦術の変更に伴い交代が認められています。
ベンチに入れる人数は17人
17人のうち11人はスタメンで出場するので交代選手は6人です。
しかし、1試合で交代が認められるのは3人までなのでベンチ入りした選手のうち3人は試合に出れない事になります。
選手交代は監督の手腕が試される瞬間です。
大半のチームは前半スタメンで試合してハーフタイムに前半での修正点を選手に伝えて後半に向かいます。
ここでまず第一の選手交代のタイミングがあります。
先ほども書いたようにハーフタイムに前半の修正点を選手に伝えるわけですが、スタメンの選手だけで修正しきれないときは選手交代で流れを変えます。
次の選手交代のタイミングは後半15分~20分頃です。
この時のスコアにもよりますが、同点の場合勝ちに行くチームはなんとしても得点が欲しいで攻撃のリズムを変えられる選手を投入します。
例えば、それまでパス主体でゲームを組み立てていたチームはドリブルで突破できるような選手を投入して流れを変えます。
他には起点になる選手を増やして攻撃の幅を増やしたりすることもあります。
この戦術を取るのは優勝争いをするチームが多いです。
この選手交代が吉とでるか?凶とでるか?
これとは逆にこれまで同点できたのでこのまま引き分け狙いで選手交代をするチームもあります。
この時の選手交代は、攻撃的な選手を下げて守備主体のMFを投入するか、DFを投入します。
この戦術を取るのは相手が自分のチームよりも格上のチームと戦っているチームが多いです。
後半に時間に関係なく選手交代のタイミングがあるのは失点をしたときです。
サッカーは他のスポーツと同じで勝ち負けを争うスポーツです。
したがって失点をすれば点を取り返して同点、逆転を狙わなければなりません。
そうなると監督は守備の人数を減らして攻撃に人数をかけなければならないので選手交代が必要になります。
でも、負けているのに守備の人数を減らして攻撃に人数を増やすと言うことは逆に失点しやすいと言うリスクを伴った交代になります。
恐らく失点直後の選手交代が監督にとっては一番難しい選手交代なのではないかと思います。
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