先週末はヨーロッパ各国で記録や話題づくしの週末でした。
日本人が多く所属するドイツではブンデスリーガは一足早く全日程を終えて週末はドイツカップの決勝がありました。
決勝のカードは今季優勝を争った香川の所属するドルトムントとチャンピオンズリーグ決勝に駒を進めたバイエルン・ミュンヘン。
ドルトムントはリーグ優勝とドイツカップの二冠を狙い、バイエルンはドルトムントにマイスターシャーレを連覇されたので二冠だけは阻止したいところですが、前半2分香川のゴールでドルトムントの先制。
移籍が噂されるマンチェスターユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソンが視察に来る中いいアピールが出来ました。
香川は後半に交代しますが、交代まで1ゴール1アシストの働きでその存在感をいかんなく発揮し試合は5-2でドルトムントの二冠達成。
今週末にチャンピオンズリーグ決勝を残すバイエルンにとっては敗戦を引きづらなければいいと思ってしまう試合でした。
スペインのリーガでは優勝を決めているレアルマドリードが最終節も勝利し勝ち点を100とし昨シーズンバルサが記録した98を塗り替えました。
38試合で勝ち点100と言うことは他リーグの優勝チームの勝ち点が80点台と言うことを考えればすごい記録ですね。
つづいてイタリアセリアA
ここではユベントスが無敗優勝をかけてアタランタと対戦。
ユベントスは幸先よく先制すつと観客の期待は、今季限りでユーベを退団することが濃厚なデルピエロのゴールに期待がかかります。
この試合デルピエロは先発出場しましたが、途中足の状態がよくなく全盛期に比べればその動きは良くなかったです。
しかしここは役者が違います。ゴール正面でボールを受けたデルピエロは右足でカーブをかけて左隅にゴール。
誰もが期待して待っていたゴールを決め、後半途中交代するときには敵であるアタランタの選手もが握手を求めるほどの選手の一時代が終わった事を感じました。
さらに、他会場ではミランがやはり最終戦を戦っています。
ミランもやはり今までミランを支えた選手が今季限りで退団が決まっている中、ネスタ→ガットゥーゾ→セードルフ→最後はインザーギの決勝ゴール。
このゴールも有終の美を飾るには最高すぎるパスワークで今季を終えました。
ユーベもミランもこの10数年セリアAを盛り上げセリアAの象徴と言える選手が今季限りで各クラブを退団すろとあって、試合終了後は誰もが目に涙を浮かべて寂しさを感じていました。
そう考えると来季のセリエAはちょっと寂しいですね。
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