第22節 ボルトン×リバプール
降格圏内にいるボルトン
ホームにリバプールを迎えての試合ですが今期リーボックスタジアムで1勝しかしていないので難しい試合になりそうです。
一方リバプールは前節アンフィールドでストーク・シティーと手痛いドロー
チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグを狙うにはここはどうしても勝ち点3を持って帰りたい試合です。
名門のプライド 対 降格圏脱出への意地の張り合いの試合ですね。
試合の方は意外な展開で幕を開けました。
ホーム、リーボックスタジアムでの勝利が欲しいボルトンはリバプール相手に引いてボールを奪ったら一気に速攻を仕掛けるボルトンお得意の攻撃かなと思ってましたが、試合開始からボルトンは前掛りでリバプールゴールに襲い掛かります。
そして前半マーク・ディヴィズが先制ゴール。
ボルトンファンには申し訳ないけどまさかまさかのボルトン先制でした。
見ている方にしてみればボルトンが先制したことでリバプールは必然的に前掛りになり失点の危険性もありますが、早い時間に同点に追いつきたいリバプールはボルトンゴールに襲い掛かります。
ボルトン先制から25分後、ボルトン追加点。
リバプールは1点を失ったあとは前掛りになった裏を付かれての失点です。
同点に追いつこうとするチームは前掛りになって得点できずに、前掛りになってできたスペースをつかれて失点してしまうと言う一番やってはいけない失点のパターンです。
なんとしても得点の欲しいリバプールですが、2点をとってさらに元気になったボルトンに攻め込まれてカウンターを仕掛けるのがやっとです。
前半37分 中盤でボールを受けたベラミーが2対1の状況をドリブルでディフェンスを振り切りキーパーと1対1の状況を落ち着いてゴールを決めて1点差
後半、リバプールは動いてくるか楽しみです。
しかし、リバプールは動いてきませんでした。
得点が欲しいなら後半からカイトを投入して点を取りにいくべきだと私は思います。
前半リードされたままで後半同じメンバーでスタートすると言うことは前半と同じ危険性があるってことです。
そしてこの危険性はまたもや開始早々に危険性ではなく失点と言う形でリバプールに襲い掛かり再び2点差です。
ここでもリバプールは動きません。
後半20分にようやくカイトとダウニングを投入。
はっきり言って遅いですね。
ダルグリッシュ監督から選手へ勝ちにいくぞ!と言うメッセージが弱いし遅すぎます。
采配ミスともとられるケニー・ダルグリッシュ監督
ボルトンとすればこの後はディフェンスを強化して守りきればいいわけですからね。
でも驚くことにボルトンのラインは高いです。
なのでリバプールは高い位置でボールを奪われ攻め込まれています。
ボルトンの選手はこの試合のっています。
選手がこうなると、もうどうにも手を付けられない状態になります。
ノリノリで試合を支配し、リーボックスタジアムで今期2勝目をあげました。
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