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サッカーバカの勝手にフットボール解説

バカが付くほどのサッカー好きの管理人が、世界のサッカー情報を配信し時には評論家になりきり試合の総評をします。

   
カテゴリー「プレミアリーグ」の記事一覧

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プレミアリーグ前半戦総括

プレミアリーグは第19節が終わりこれから後半戦に突入します。

プレミアリーグ以外のセリエA、ブンデスリーガー、リーガ・エスパニョーラと言った欧州のリーグは今ウインターブレイクに入っていますがプレミアリーグにウインターブレイクはありません。

12月31日、1月1日に19節があり、その後すぐに1月2日、3日、4日に第20節があり後半戦突入です。

ここで第19節終了時点での順位を見ておきましょう。 ⇒ プレミアリーグ順位表

この順位表で先期までと違うのはマンチェスター・シティーが首位にいることでしょう。

マンチェスター・シティーはオーナーが変わって潤沢な資金を背景に近年各国代表クラスの選手を獲得しています。

その甲斐あって前半終了時点で首位につけています。

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得点王争いに名を連ねるアグエロ
 
では後半戦はどのような展開になるか?

後半戦もマンチェスター・シティーを中心に展開していくと思われますが心配な点もあります。


マンテスター・シティに移籍してきた選手はプレミアで優勝したい、チャンピオンズリーグで優勝したいと思っている選手移籍してきましたが、今期のチャンピオンズリーグでは死のAグループに入り予選リーグ敗退を余儀なくされています。


チャンピオンズリーグから姿を消してもヨーロッパリーグに回ることになりますが、やはりチャンピオンズリーグに出れないことでモチベーションが下がり急造に近いチーム作りですからモチベーションが下がったことでどこかでほころびが出てそこから順位を下げる危険性を持っています。

チェルシーに関しては監督が今期から変わり絶対的な存在であったランパードがスタメンではなくベンチスタートする事がありチームとして変革の時期にきているのを物語っています。

アーセナルは序盤戦の不調を払拭するかのように勝ち点を積み重ね4位まで浮上してきましたが、こちらも急造に近いチームでチャンピオンズリーグでの戦いもあるので、何かをきっかけに調子を落す危険性があります。

こうしてトップチームを見ているとやはりマンチェスター・ユナイテッドが一番安定したチームではないかと思います。

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マンU優勝のカギを握るルーニー
 
今は怪我人が多くベストメンバーを組む事ができませんが、そこはプレミアで百戦錬磨の闘将ファーガソンですからうまくチームをまとめて優勝戦線に絡むことは間違えないでしょう。

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70歳の誕生日を飾れず

第19節 マンチェスター・ユナイテッド VS ブラックバーン・ローヴァーズ

今期の折り返しとなる試合でマンチェスター・ユナイテッドは同率首位のマンチェスター・シティーを引き離すためにも負けられない1戦です。

さらにもう一つ。

アレックス・サー・ファーガソンの70歳の誕生日。

監督本人にとっても選手にとっても負けられない試合です。

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70歳の誕生日を飾れなかったファーガソン
 
マンチャスター・ユナイテッドはルーニー、チャチャリート、ファーディナンドと言った主力選手を欠く厳しい婦人ですが、ブラックバーンと相性のいいベルバトフがスタメン。

ベルバトフは先期7-1で勝った試合の5得点をたたき出すほどブラックバーンとは相性のいい選手です。


主力を欠いているとわいえマンチェスター・ユナイテッド有利であると思われた試合ですが、ふたを開けてみると前半16分にヤクブ、後半6分に再びヤクブに得点を許し厳しい展開です。

ここからマンチェスター・ユナイテッドの底力が爆発です。

2点を失った1分後、ベルバトフが1点を返すとその10分後再びベルバトフの得点で同点。

さすがブラックバーンと相性のいいベルバトフです。


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先期5得点を上げたベルバトフ

こうなるとマンチェスター・ユナイテッドは強い。と言うのがいつものパターンですが、主力がいないせいかこの試合はどうも攻撃とディフェンスが上手く噛み合いません。

このチグハグなフォーメーションを付かれて後半35分グラントに勝ち越しゴールを奪われてしまい試合終了。

マンチェスターシティーに対しこの試合勝ってプレッシャーをかけたかったのですが、プレッシャーをかけるどころか勝ち点1すら取れなかった厳しい試合でした。

アーセナル前半戦総括

プレミアリーグはボクシングデーの試合が終わり、日本では大晦日とお正月の12月31日と1月1日の第19節が終わるとちょうどリーグ戦の折り返しです。

この記事を書いている今は19節の試合中なので18節までの結果から総括してみようと思います。


まず今年のプレミアを語るのに外せないのはアーセナルの大幅な戦力ダウンでしょう。

先期終了後まもなくクリシーのマンCへの移籍がありその後セスクがバルサへ

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マンCに移籍したクリシー
 
さらにナスリまでもがマンCへ移籍してしまい大幅な戦力ダウンのまま開幕を迎えました。

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マンCに移籍したナスリ

CL予選でウディネーゼに連勝するもののプレミアでは開幕こそニューカッスルに引き分けたものの、第2節ではリバプールに0-2で敗戦、第3節にいたってはマンUに8失点の大敗

それまで強気の発言をしていたヴェンゲルもさすがに補強を考え、8月31日の移籍市場最終日に駆け込み補強をしました。

この補強は後にさすがヴェンゲルと言わせる補強ですが、当時は詰め合わせ補強やとりあえず補強などどちらかと言えば批判的な言葉が多かったですね。


その後7節までは勝ちと負けを繰り返しまさかの10位以下と言う順位

いくら大幅な戦力ダウンがあったとは言え、今までのアーセナルからすれば考えられない順位です。

しかし、8節以降8月に補強した選手が機能し始めます。

その証明は16節のマンC戦まで負けなしの8連勝。

この8連勝の中にはチェルシーとの打ち合いを制して大量5得点で勝った試合も入っています。

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8連勝の原動力となったファンペルシー
 
16節にマンCに1点差で敗れてから2連勝。

今日勝ってチェルシーとリバプールの結果しだいでは単独4位に浮上することになります。

ここまで書けば8月の補強を批判されていましたが、さすがヴェンゲルと言わざるをえないですね。


今後のアーセナルですがリーグ戦は残り20試合あるのでまだ巻き返しは可能ですが、負けることはできないので優勝を狙うには厳しい状況であることに変わりはありません。

さらには2月に再開するチャンピオンズリーグの決勝トーナメントでACミランと対戦する事を考えると怪我人をこれ以上出さずに勝ちつづけることが優勝への条件となるでしょう。

アーセナル 対 アストンヴィラ

前節1点差でマンチェスターシティーに敗れたアーセナル

前節2点差でリバプールに敗れたアウトンヴィラ


連敗だけはしたくない両チームがエミレーツスタジアムで対決。

アーセナルは17試合で16点のファンペルシーが絶好調ですが、アンカーのソングが累積警告で出場停止なのが気になります。



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 絶好調のファンペルシー

試合は大方の予想通りアーセナル主導でゲームが進み前半17分、左サイドからドリブルで切り込んできたウォルコットに対しアストンヴィラは付いていけずにたまらずBOX内で倒してしまいPK獲得。

PKはキャプテンのファンペルシーが落ちついて決めて先制。


これでアーセナルは優位に試合を進める事が出来ます。

一方アストンヴィラは点を取りにいかないといけないので前がかりになるのでカウンターに注意が必要です。

 

前半は両チームとも決定機を決めることが出来ずに終了。
しかし、アストンヴィラは前半終了間際にアイルランドにアクシデント発生でバリー・バナンに交代。
この後半がどうですか見所です。

 

後半、試合はアーセナルは決定機を作るが決めきる事ができず、アストンヴィラはチャンスをなかなか作り出す事ができません。
こうなるとどっちの監督が先に動いて試合の流れを変えるかが気になりますが、先に動いたのはヴェンゲル。


アーセナルは後半21分、フリンポンに変わってロシツキーを投入。
試合の終盤に差し掛かるところでフォーメーションが崩れて間延びした中盤を押さえつつ、ドリブルで前線にボールを運べるロシツキーを投入したのでしょう。

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途中出場のロシツキー


これに対してアストンヴィラはどう対応してくるかと思ったら特に動く様子はありません。

 

後半36分、アーセナルはさらに動きます。
ラムジーに変わってベナユン、ゲルヴィーニョに変わってアルシャビン。

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チェルシーからローンで来たベナユン



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 テクニシャンなアルシャビン


ヴェンゲルは完全に中盤を制圧して試合の流れを引き寄せるために思い切った采配をしました。


今までアルテタ、ロシツキー、ベナユン、アルシャビンが同じピッチに立った事はありません。

これはこの4選手はプレミアリーグでも指折りのテクニシャンです。
パスを出してよし。受けてよし。ドリブルしてよし。
故にプレイスタイルが同じなのでチームのバランスとしてはアクセントがありすぎて逆効果になる事が懸念されます。
したがって、今までヴェンゲルはこの4選手を一緒に使った事はなかったのですが、このゲームで使うと言うことはどうしても連敗だけは避けたいことが伺えます。


アーセナルの中盤にテクニシャンの4選手がそろって以降、ボールポゼッションは完全にアーセナル優位です。
ここまできてもアストンヴィラが動かないのはなぜか?
打ち手がないのか?今のままいけると踏んだのか?

恐らく今のままいけると踏んだのでしょう。
理由は残り時間10分強でベナユンとアルシャビンがゲームにフィットしきらないと思ったんでしょう。
それとプレイスタイルが同じ選手がそろったのでどこかに穴が生まれるかも?とも考えたかもしれません。


どちらを考えたか?それとも別の理由があったかも知れませんが予想は外れました。

後半42分、サイドからのクロスにベナユンが頭で合わせて勝ち越しゴール!

アストンヴィラはすぐさまFWのデルフォーネンを投入しますが時すでに遅しです。

試合は2-0でアーセナルの勝利。


優勝を狙うアーセナルは前節の敗戦を晴らす勝利となりました。

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自己紹介:
小・中・高・大と弱小ながら体育会系のサッカー部に所属し、卒業後もサッカーをこよなく愛するサッカー小僧です。

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