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サッカーバカの勝手にフットボール解説

バカが付くほどのサッカー好きの管理人が、世界のサッカー情報を配信し時には評論家になりきり試合の総評をします。

   

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セリアA前半戦総括

前回ユベントスの前半戦総括を行いましたが、今回はセリエA全体の総括をしようと思います。

まずは前半戦を終えての順位のおさらいです。 ⇒ セリエA順位表

この順位表を見てカルチョスキャンダル当時のセリエAを知ってる人ならあれ?って思うでしょう。

当時は、ユベントス、ACミラン、インテル、ローマのビック4が上位で勝ち点を争っていましたが、今はビック4にウディネーゼ、ナポリ、ラツィオの4チームが加わってビック7になっています。

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得点王争いをするナポリのカバーニ
 
が実は今期に限ってですが、八百長問題でアタランタは勝ち点-6からのスタートで11位につけています。
もし、勝ち点-6がないと勝ち点26で得失点差でインテルより上位にる事になります。

今期は勝ち点10の中に7チームがひしめきあう混戦状態です。


そんな中序盤戦勝ちきれずに勝ち点を取りこぼしていたインテルが5位まで浮上しユベントスとの直接対決で敗れはしたものの得失点さで首位につけているACミランはさすがです。

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優勝請負人の別名を受けるイブラヒモビッチ
 

さて後半戦ですが、ユベントスの総括でも書きましたがヨーロッパでの戦いがない分ユベントスが有利であることには変わりはないと思います。

ユベントス以外では最近力をつけてきているナポリが有力ではないかなと思いますが、ナポリ、インテル、ミランは2月から再開するチャンピオンズリーグでの決勝トーナメントでの戦いがあるので、1月中にどれだけ貯金を作れるかが優勝へのカギになると思います。

またミランはアンチェロッティーがパリサンジェルマンの監督に就任しパトをパリに連れてきたいと思っているようなので1月の移籍市場での動き次第ではチームのバランスが崩れることが予想されます。

1月7日から再開されるリーグ戦はヨーロッパ戦を見据えながら観戦すると一味違った楽しみ方ができます。
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天皇杯 FC東京の優勝で終了

昨日、天皇杯の決勝が終わり今期Jリーグの全日程が終了しました。

試合開始前、試合について聞かれたので「前半15分でもしかしたら試合が決まるかもしれないね」といいました。

FC東京のスタメンの平均年齢は26歳くらい、対する京都は23歳くらいです。

この歳の差というより経験の差が早い時間に試合を決めてしまうかもしれないと思ったんです。

しかし、試合は俺の予想とは逆に前半13分、京都の先制で試合が動きました。

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先制点に喜ぶ中山とドゥトラ
 
正直この先制には驚きました。

J2同士の対戦とはいえFC東京は先期までJ1で戦い、優勝争いもできるチームで日本代表や代表候補の選手をそろえ、場慣れしている選手が多いのでFC東京が先制されるとは思いませんでした。


京都の先制から2分後、今野のヘッドで同点。

FC東京のキャプテンで代表の日程もこなしてきた選手が得点することでFC東京は波に乗ることができたと思います。

その後も、石川の俊足を生かして今日とゴールを脅かし、京都は防戦一方のなかフリーキックから逆転されます。


FC東京の森重のフリーキックは綺麗に決まったと思います。
多分、本人がイメージしたとおりの弾道だと思います。

ゴール裏のカメラから見るとボールは右に曲がるかな?と思いながら無回転で予想とは逆に飛んでいきます。

この弾道がキーパーの判断を一瞬遅らせゴールにつながったのでしょう。


さらに前半42分、ルーカスのゴールで2点差になりますが、このゴール何気なく見ていた人も多いとは思いますが、選手にとっては唖然とするゴールのはずです。


このゴールは京都のゴールキックから始まるのですが、キーパーが蹴ってから2人しかボールに触らずにゴールが生まれています。

ゴールキック後、ハーフライン付近でヘディングで競り合ったボールが再び京都陣内に押し戻されそこに走りこんだルーカスが落ちついてゴールへ流し込んで3点目です。


ここでの注目点はゴールキックを競り合った場面です。

ゴールキックを競り合った結果、競り負けてボールを押し返される場面は良くあることですが、その後のケアーが良くなたっかた。


基本はゴールキックを自陣に押し戻されないようにしますが、押し戻されてもすぐにケアできるようにポジショニングを取りますが、京都はゴールキックの時ルーカスをフリーにしてしまいました。

と言うより、距離をおいてケアできるようにポジションを取っていました。

しかし、ボールを押し返された瞬間ルーカスはすぐにトップスピードでボールに走りこみます。
一方、京都の選手はルーカスよりボールに近い位置にいたにもかかわらずルーカスより遅れてボールに反応したためにボール際で競り合った時はトップスピードのルーカスについていけずに振り切られてゴールを許すことになります。

何気ないゴールキックからのプレイ再開でしたが、一瞬の気の緩み、一瞬の判断ミスが失点につながってしまった場面でした。


後半に入ってもFC東京の攻撃は手を緩めることなく21分には再びルーカスに4点目を決めまれてしまいます。

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ダメ押しの4点目を決めるルーカス
 
京都も負けじと26分に途中出場の久保が頭で合わせて1点を返しますがそれ以上得点ができずに試合終了


史上初のJ2決戦はFC東京の優勝で幕を閉じました。

アーセナル前半戦総括

プレミアリーグはボクシングデーの試合が終わり、日本では大晦日とお正月の12月31日と1月1日の第19節が終わるとちょうどリーグ戦の折り返しです。

この記事を書いている今は19節の試合中なので18節までの結果から総括してみようと思います。


まず今年のプレミアを語るのに外せないのはアーセナルの大幅な戦力ダウンでしょう。

先期終了後まもなくクリシーのマンCへの移籍がありその後セスクがバルサへ

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マンCに移籍したクリシー
 
さらにナスリまでもがマンCへ移籍してしまい大幅な戦力ダウンのまま開幕を迎えました。

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マンCに移籍したナスリ

CL予選でウディネーゼに連勝するもののプレミアでは開幕こそニューカッスルに引き分けたものの、第2節ではリバプールに0-2で敗戦、第3節にいたってはマンUに8失点の大敗

それまで強気の発言をしていたヴェンゲルもさすがに補強を考え、8月31日の移籍市場最終日に駆け込み補強をしました。

この補強は後にさすがヴェンゲルと言わせる補強ですが、当時は詰め合わせ補強やとりあえず補強などどちらかと言えば批判的な言葉が多かったですね。


その後7節までは勝ちと負けを繰り返しまさかの10位以下と言う順位

いくら大幅な戦力ダウンがあったとは言え、今までのアーセナルからすれば考えられない順位です。

しかし、8節以降8月に補強した選手が機能し始めます。

その証明は16節のマンC戦まで負けなしの8連勝。

この8連勝の中にはチェルシーとの打ち合いを制して大量5得点で勝った試合も入っています。

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8連勝の原動力となったファンペルシー
 
16節にマンCに1点差で敗れてから2連勝。

今日勝ってチェルシーとリバプールの結果しだいでは単独4位に浮上することになります。

ここまで書けば8月の補強を批判されていましたが、さすがヴェンゲルと言わざるをえないですね。


今後のアーセナルですがリーグ戦は残り20試合あるのでまだ巻き返しは可能ですが、負けることはできないので優勝を狙うには厳しい状況であることに変わりはありません。

さらには2月に再開するチャンピオンズリーグの決勝トーナメントでACミランと対戦する事を考えると怪我人をこれ以上出さずに勝ちつづけることが優勝への条件となるでしょう。

史上初 J2元日決戦に見るJリーグの力関係

今年の天皇杯の決勝はFC東京対京都パープルサンガのJ2対決

今までJ2同士の決勝はなかったけど今年はJ2同士の対決が実現

なぜ?J1同士ではなくJ2同士になったのか?

今年のJ1の優勝チームの柏から答えが見えてくると思います。

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優勝を喜ぶ柏イレブン
 
今年のJ1優勝の柏は今期J2から1年でJ1復帰したチームです。

J2はJ1よりもレベルが落ちると思ってる人が多いと思いますがそんな事はありません。

むしろJ1よりハードかもしれません。

J1は18チーム、J2は20チームでリーグ戦を戦いますがリーグ戦以外のカップ戦はJ1と同じです。
ワールドカップ予選など国際試合が続く期間のJ1は中断しますがJ2は中断しません。
と言うことはJ2の方が試合数が多く休みの期間も短いと言うことになります。

さらにどのチームもJ1昇格を狙ってますがどの試合もつねにガチンコ勝負

そのようなリーグですからレベルが低いわけがありません。


さて本題に戻ってなぜ?元日J2決戦が実現したか?ですがこれはJ1とJ2のレベルがさほど変わらなと言うことです。

京都が決勝にいけたのはマグレと言う声も聞こえますが運も実力のうちです。
しかし準々決勝では鹿島に勝って勝ち上がって来てますから運だけではないことがわかります。
平均年齢23歳の若いチームですから怖いものは何もない勢いで決勝までのぼりつめたのでしょう。

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後半フリーキックで得点するドゥトラ
 
一方FC東京は先期J2に降格しながら日本代表の今野を中心に1年でJ1復帰をしたチーム。
こちらも勢いがあると言えますが、勢いよりチームの基盤が変わらなかったことが決勝までのぼりつめたのでしょう。

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先制点を決めて喜ぶ谷澤

このようにJ2チームがJ1のチームより劣ると言う安易な考えを持ってる人には驚きの対戦かもしれませんが、俺にとってはついに来るべきときが来たと言う決勝戦です。

選手交代のタイミング

サッカーは11人対11人のスポーツですが、試合途中の怪我人や戦術の変更に伴い交代が認められています。



ベンチに入れる人数は17人

17人のうち11人はスタメンで出場するので交代選手は6人です。

しかし、1試合で交代が認められるのは3人までなのでベンチ入りした選手のうち3人は試合に出れない事になります。



選手交代は監督の手腕が試される瞬間です。

大半のチームは前半スタメンで試合してハーフタイムに前半での修正点を選手に伝えて後半に向かいます。



ここでまず第一の選手交代のタイミングがあります。

先ほども書いたようにハーフタイムに前半の修正点を選手に伝えるわけですが、スタメンの選手だけで修正しきれないときは選手交代で流れを変えます。



次の選手交代のタイミングは後半15分~20分頃です。

この時のスコアにもよりますが、同点の場合勝ちに行くチームはなんとしても得点が欲しいで攻撃のリズムを変えられる選手を投入します。

例えば、それまでパス主体でゲームを組み立てていたチームはドリブルで突破できるような選手を投入して流れを変えます。

他には起点になる選手を増やして攻撃の幅を増やしたりすることもあります。

この戦術を取るのは優勝争いをするチームが多いです。


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この選手交代が吉とでるか?凶とでるか?
 

これとは逆にこれまで同点できたのでこのまま引き分け狙いで選手交代をするチームもあります。

この時の選手交代は、攻撃的な選手を下げて守備主体のMFを投入するか、DFを投入します。

この戦術を取るのは相手が自分のチームよりも格上のチームと戦っているチームが多いです。



後半に時間に関係なく選手交代のタイミングがあるのは失点をしたときです。

サッカーは他のスポーツと同じで勝ち負けを争うスポーツです。

したがって失点をすれば点を取り返して同点、逆転を狙わなければなりません。

そうなると監督は守備の人数を減らして攻撃に人数をかけなければならないので選手交代が必要になります。

でも、負けているのに守備の人数を減らして攻撃に人数を増やすと言うことは逆に失点しやすいと言うリスクを伴った交代になります。

恐らく失点直後の選手交代が監督にとっては一番難しい選手交代なのではないかと思います。

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自己紹介:
小・中・高・大と弱小ながら体育会系のサッカー部に所属し、卒業後もサッカーをこよなく愛するサッカー小僧です。

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