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サッカーバカの勝手にフットボール解説

バカが付くほどのサッカー好きの管理人が、世界のサッカー情報を配信し時には評論家になりきり試合の総評をします。

   

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近年こんなトップ争いの試合は見たことない

第22節 マンチェスター・シティー × トテナム・ホットスパーズ
 
現在首位のマンチェスター・シティー
2位のユナイテッドとは勝ち点差は3
ここで負けることがあるとユナイテッドに並ばれる可能性があります。
 
トテナムは近年では一番いい成績の3位
このまま好調を維持できれば優勝も夢ではない位置につけています。
 
両チームとも優勝を狙える位置にいるので絶対に負けられないガチンコ勝負です。
 
前半はお互いに出方を見ながらのゲームなのでこれといった動きもなく終了。
 
面白くない前半でした。
 
 
後半はメンバー交代もないままスタート。
 
この試合のように良くも悪くもない場合交代でリズムが崩れるのを嫌うので動こうにも動けないと言った方がいいんでしょうね。
 
試合が動いたのは後半9分
 
ナスリのゴールでマンチェスター・シティーが先制。

 
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マンチェスター・シティーはトテナム相手にプレミアになってからダブルを達成したことがないので嬉しい先制点です。
 
さらに14分、レスコットが2点目
 
これで2点差
 
優勝争いをするトテナムは苦しい状況です。
 
パーカー、デフォーといういい選手がいるのに放されるのはやはり底力のちがいかな。
 
この先どうなるのかなって思ったらデフォーとベイルが立て続けにゴールを決めてあっという間に同点。
 
後半9分にナスリが先制点を決め手から同点になるまで時間にして9分
 
この9分で試合が動きに動きました。
 
ここから試合は面白くなりました。
 
一身一体の攻防を繰り広げアディショナルタイム。
 
ここで決定的なチャンスを迎えるのはトテナム。
 
中盤で奪ったボールを前線に送って2対1の状況を作りデフォーにラストパス。
 
ゴール前でダイレクトに打ったシュートは無残にも枠の外。
 
デフォーのイメージではもっと早い段階でパスをもらえると思ったのか走りこむタイミングが1歩遅れました。
 
このまま試合終了かと思った94分
 
ダロデッリがボックス内で倒されてPK
 
このPKをバロデッリが落ち着いて決めて3点目
 
トテナム万事休す
 
残酷にもここで試合終了のホイッスル
 
マンチェスター・シティーは優勝争いするトテナムをダブルで叩いてまた1歩プレミア初制覇に近づきました。
 
 

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ボルトン ホームリーボックスタジアムで2勝目

第22節 ボルトン×リバプール
 
降格圏内にいるボルトン
ホームにリバプールを迎えての試合ですが今期リーボックスタジアムで1勝しかしていないので難しい試合になりそうです。
 
一方リバプールは前節アンフィールドでストーク・シティーと手痛いドロー
チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグを狙うにはここはどうしても勝ち点3を持って帰りたい試合です。
 
名門のプライド 対 降格圏脱出への意地の張り合いの試合ですね。

 
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試合の方は意外な展開で幕を開けました。
 
ホーム、リーボックスタジアムでの勝利が欲しいボルトンはリバプール相手に引いてボールを奪ったら一気に速攻を仕掛けるボルトンお得意の攻撃かなと思ってましたが、試合開始からボルトンは前掛りでリバプールゴールに襲い掛かります。
 
そして前半マーク・ディヴィズが先制ゴール。
 
ボルトンファンには申し訳ないけどまさかまさかのボルトン先制でした。
 
 
見ている方にしてみればボルトンが先制したことでリバプールは必然的に前掛りになり失点の危険性もありますが、早い時間に同点に追いつきたいリバプールはボルトンゴールに襲い掛かります。
 
ボルトン先制から25分後、ボルトン追加点。
 
リバプールは1点を失ったあとは前掛りになった裏を付かれての失点です。
 
点に追いつこうとするチームは前掛りになって得点できずに、前掛りになってできたスペースをつかれて失点してしまうと言う一番やってはいけない失点のパターンです。
 
なんとしても得点の欲しいリバプールですが、2点をとってさらに元気になったボルトンに攻め込まれてカウンターを仕掛けるのがやっとです。
 
前半37分 中盤でボールを受けたベラミーが2対1の状況をドリブルでディフェンスを振り切りキーパーと1対1の状況を落ち着いてゴールを決めて1点差
 
後半、リバプールは動いてくるか楽しみです。
 
しかし、リバプールは動いてきませんでした。
 
得点が欲しいなら後半からカイトを投入して点を取りにいくべきだと私は思います。

 
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前半リードされたままで後半同じメンバーでスタートすると言うことは前半と同じ危険性があるってことです。
 
そしてこの危険性はまたもや開始早々に危険性ではなく失点と言う形でリバプールに襲い掛かり再び2点差です。
 
ここでもリバプールは動きません。
 
後半20分にようやくカイトとダウニングを投入。
 
はっきり言って遅いですね。
 
ダルグリッシュ監督から選手へ勝ちにいくぞ!と言うメッセージが弱いし遅すぎます。

 
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采配ミスともとられるケニー・ダルグリッシュ監督
 

ボルトンとすればこの後はディフェンスを強化して守りきればいいわけですからね。
 
でも驚くことにボルトンのラインは高いです。
 
なのでリバプールは高い位置でボールを奪われ攻め込まれています。
 
ボルトンの選手はこの試合のっています。
 
選手がこうなると、もうどうにも手を付けられない状態になります。
 
ノリノリで試合を支配し、リーボックスタジアムで今期2勝目をあげました。

ユベントス チーム新記録になるか?

第18節 ユベントス × カリアリ ユベントススタジアム

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セリエA唯一のチーム所有のユベントススタジアム
 

開幕以来負けなしのユベントス。
この試合で負けなければチーム新記録の18試合連続無敗記録を樹立
さらに前日ACミランがミラノダービーでインテルに黒星を付けられたので単独首位に立つチャンスです。
 
対するカリアリは現在10位
前節ジェノアの3-0で勝ち、再び調子を上げてきているのでこの試合はアウェイで難しい試合ですが勝ち点1でももって帰りたいところです。
 
トリノの気温は7℃
寒いですね。
普通ならコートを着てマフラーを巻いて歩く気候ですが、試合をしている選手たちは半そでを着ているのが半分以上。
体感温度がちがうのかな?
 
前半6分ブチニッチが決めて先制。
リヒトシュタイナーから4本ダイレクトパスが続いて綺麗にディフェンスを崩して先制です。
最初のチャンスで綺麗に決めることが出来てこの後の展開が楽になりますね。
 
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先制点を決めたブチニッチ

この先制点はリヒトシュタイナーから始まりましたが、その後のぺぺがヒールで後ろにボールを流したことによってカリアリの選手は逆をつかれてディフェンスがボールについてついて行けなくなった失点です。
 

ACミラン時代からそうですが、ピルロがボールを持つと相手のディフェンス陣は一瞬動きが止まります

これはピルロがボールを持つとどこにボールが出るかわからないので一瞬躊躇するんでしょう。

でもピルロはこの一瞬のスキを見逃さないですね。

ボールを受ける選手もピルロならここにボールをくれると信じて走り出すので、パサーとパスを受ける選手の信頼関係がこの一瞬のスキで決定的チャンスを作れるんです。
 
 

前半終了して1-0
ユベントスは早い時間に得点をしたせいか、ちょっと攻撃の迫力が物足りなかったですね。
 
一方カリアリは失点ごユベントスゴールに襲い掛かりはするものの、決定的チャンスを作れなった事で疲労がきになります。
 
この後、後半早い時間に同点に出来ないと、逆に2点目を失点しかねないかもしれません。
 


後半2分
カリアリ最初のチャンスで同点。
名手ブッフォンの右手を掠めてのゴールですね。
 
前半早い時間に失点をしてから同点を狙って走りまわったカリアリですからこの時間に同点にできたのは大きいです。
 
これから先は見る側にとっては面白くなりましたね。
 
66分ぺぺに変わってデルピエロ投入。
デルピエロは前線でボールをキープできるので、2列目からも前線からもボールを散らせる攻撃を仕掛けてくるでしょうね。
 
後半の後半になるとさすがにスタートから出ている選手達の運動量が落ちますね。
 
カリアリはここで踏ん張れば勝ち点1を持って帰れますがどうでしょうか。
 
ここからかなり攻め込ます。
 
ブチニッチ、ビダルと決定的チャンスがありながら物に出来ずに1-1で終了
 
カリアリにとっては価値ある勝ち点1
 
ユベントスにとっては単独首位とチーム新記録のいい事があるのですが、先制しながら追いつかれたので後味の悪いゲームになってしまいました。
 

第18節 ミラノダービー ACミラン × インテル

3連勝中のミラン 勝ち点37でユベントスと同点首位
5連勝中のインテル 勝ち点29で5位
 
ユベントスよりも先に試合をするミランは勝ってユベントスにプレッシャをかけたい試合
インテルはダービーに勝って優勝戦線に名乗りを上げたい試合です。
 
さらには長友がスタメンで試合にでます
 
伝統のミラノダービーに日本人が出るだけでワクワクしますね。

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パトと競り合う長友
 

前半は予想通りミランが仕掛けてインテルが守る展開です。
 
しかし先に決定的チャンスを向けたのはインテル。
 
前半4分にフリーキックからチャンスがありましたがオフサイドでノーゴール。
 
ミランもパトの決定的チャンスを決められずノーゴール。
 
両チーム共決定的チャンスがありながら決め切れなかったので後半は必ず試合が動くと思いますね。
 
 
 
後半54分ミリートの先制ゴール。前節からつずいて連続ゴール

アバーテのミスが致命傷でした。

あのボールは足でいったらだめですね。
膝の高さのボールは処理しにくい高さなので足ではなく、ミリートを背にしてボールを処理しないとこのような結果になってしまうんですね。

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先制ゴール、3試合連続ゴールのミリート
 

ミランはザンブロッタに変わってロビーニョ投入。
インテルはロビーニョのドリブルに気をつけないといけないですね。
ミランはロビーニョとパトを走らせてズラタンをフリーにさせる展開かな?
 
後半75分ミリートに変わってスナイデル。
スナイデルの復帰は今後のインテルには大きいですね。
でもこの時間に投入すると言うことはまだ完全に膝が治ってないんですね。
 
ミランはさらにセードルフを投入。
ミランはユベントスにプレッシャーをかけつつ勝ち点差を広げたいのでどうしても勝ちにいかなければなりません。
 
残り時間10分となったところからミランの怒涛の攻撃が始まりました。
あれだけの攻撃を防ぐのは正直至難の業です。
ジュリオセーザルを中心にディフェンス陣が体を張ってゴールを死守するとはこういうことをいうのでしょう。
 
やはり後半は試合が動きに動きまくりましたね。
ダービーでミランは首位を守りたい。
インテルは首位戦線に名乗りを上げたい。
 
お互いのプライドがまさにピッチ上で激突したいい試合でした。
 

メッシが4度目のバロンドールを取るには?

昨シーズンのバロンドールは大方の予想通りメッシが獲得し、3年連続での獲得となりました。

 

メッシの対抗馬として真っ先に名前が上がるのはR・マドリードのクリチャーノ・ロナウドでしょう。

 

プレミアリーグからリーガに移籍しても最大の武器である高速ドリブルは影をひそめるどころかますます輝きが増しているように思います。

 

ではなぜ?メッシはロナウドに大差でバロンドールを獲得することができたのかを考察してみようと思います。

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FIFA会長のプラティニからバロンドールを受け取るメッシ
 


まずバルセロナでのメッシはフォアードとしての力をいかんなく発揮していますが、それはバルセロナでプレイしているからでしょう。

 

バルセロナはメッシがいるから強いと言う人もいますが、そしたらメッシのいるアルゼンチンは強いですか?

 

確かにアルゼンチンはサッカーの強豪国ですがバルセロナのように誰にも止められないような強さはないですよね。

 

これは、チームの作り方の違いです。

 

バルセロナはメッシの力を最大限引き出せる選手構成です。

 

メッシにボールを持たせたら「やばい」と、どのチームも思うのでデンジャラスゾーンでは二人以上のマークが付きます。

 

そうすると必ずどこかにスペースと呼ばれる空間が生まれます。

 

バルセロナはそのスペースをうまく利用して攻撃を仕掛けてきます。

 

昨年のクラブワールドカップの時もそうでした。

 

確か2点目はメッシがゴール前にフリーランニングをしてマークが2人付いてあいたスペースに他の選手が走りこんで攻撃を仕掛けて得点を挙げています。

 

ではなぜアルゼンチンではこうした攻撃ができないのか?

 

一つはアルゼンチン代表の選手のほとんどがヨーロッパのクラブに所属し代表戦の時しか練習をしないのでフォーメーションがうまく機能しないことがあります。

 

しかしながら、そこは世界屈指の選手がそろう国です。

 

いきなり代表戦をしても強いのは個々の力が卓越しているからなんです。

 

この個々の力が卓越していることが二つ目の理由です。

 

バルセロナは徹底的にパスを多用する組織的なサッカーを仕掛けてきますが、アルゼンチンやブラジルに代表される南米の国は個々の力に頼る傾向があります。

 

ですから、スペースが空くとそこに走りこむよりドリブルで仕掛ける方が多くディフェンスとすれば止めるべき選手がわかっているので守りやすいのです。

 

ここでバルセロナのようにパスを何本も繋がれるとマークが徐々にずれていきフリーになった選手に得点を決められたり、マークを外したメッシにゴールを決められることになるのです。

 

近年のトップチームはパスを多用して相手のディフェンスをかき回して得点するチームが多いので代表戦でも同じような事は出来るのですが、長年築きあげてきたアルゼンチンのサッカースタイルがあるのでいまさらスタイルを変えるわけにもいかないし、それよりもアルゼンチンサポーターがパスを多用する代表戦を望んでいないので個人の力で打開するサッカースタイルになうのでしょう。

 

さて話は本題である「メッシが4度目のバロンドールを取るには?」に戻すと、FIFA会長のプラティニはワールドカップでの活躍が必須条件と発言しました。

 

これは当然のことでしょう。

 

クラブチームのように四六時中顔を合わせて練習をし自分を生かしてくれるフォメーションの中だけで活躍してもこれからはだめだと言っているのと同じです。

 

ではどのくらい活躍すればいいのかが問題ですが、一番わかりやすいのは優勝でしょう。

 

現在24歳のメッシには少なくともあと2回のワールドカップ優勝のチャンスがあります。

 

次回のブラジルワールドカップの時は26歳でサッカー選手としてピークに達する時期と重なるので大きな怪我でもしない限り優勝を狙えると思います。

 

今シーズンのバロンドールはたぶんユーロ2012で活躍した選手に贈られるでしょう。

 

バロンドールは一旦、他の選手に預けて再びバロンドールを手にするメッシに期待しましょう。

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サッカーバカ
性別:
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自己紹介:
小・中・高・大と弱小ながら体育会系のサッカー部に所属し、卒業後もサッカーをこよなく愛するサッカー小僧です。

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